スキルの掛け算…多様化(´・∀・`)

掛け合わせるものは、最低2つ、できれば3つあると良いと思います。 職種によっては専門分野と英語でも十分です。例えば財務x英語でしたら大幅な年収アップは可能です。けれど、年収1000万円以上を目指すならば管理職経験は必須になります。財務のトップ、CFOのポジションであればこの3つは必須です。 どこを目指すかによって掛け合わせる数を2つから3つへと増やしていけば良いんです。 まずは何を掛け合わせるか明確にしてみてください。 さて、掛け合わせるものが明確になったらここからがスタートです。 それぞれについて実績を作って経験を積んでいけば良いんでしょう!と思った方、半分は正解です。 明確にした掛け合わせるスキルはコアとなるスキルです。キャリアの掛け算は、それぞれのコアスキルに対してまた別のものをどんどん掛け合わせていくことです。 例えば専門分野ならば、 海外で同じことをやってみる 専門分野に付随する別の専門分野の実務経験 専門分野におけるプロジェクト経験 こんな風に1つのスキルを深掘りしていくと多様性が生まれます。この多様性こそ、多くの社員の中から頭一つ抜きん出る要素であり、本当の意味でのキャリアの掛け合わせです。 多様性はキャリアにおいてもっとも大切な要素の1つだと思います。同じことをただひたすら5年10年とやっていてはいつかその仕事はなくなってしまう可能性が高くなります。私が20代の頃やっていた仕事の多くが自動化されなくなっています。今後AI化が進むことでなくなる仕事はまだまだあるでしょう。 ですから、「これしかできない人」より「あれもこれもできる人」こそ会社員として生き残っていく可能性が高いと思います。 例えばそれまで行なっていた仕事を外注したりオフショアすることになった時でも、多様性のあるキャリアを積んでいたら他部署でもきっと活躍できる人材だと評価され異動のチャンスが生まれます。